[Windows]スタートアップに登録した特定のプログラムを少し遅らせて起動

バッチファイルを使用してプログラムの遅延起動をする方法です。バッチファイルなので別途ソフト等をインストールする必要はありません。複数のプログラムを任意の順番で起動することもできます。

プログラムを遅延起動させる方法

  1. バッチファイルを作成

    メモ帳などのテキストエディタでバッチファイル(拡張子を.batにして保存)を作成します。 遅延起動したいプログラムの前に「timeout」コマンドを追加し、引数に遅延させる秒数を指定します。 作成したバッチファイルをダブルクリックで実行し、指定した時間後にプログラムが起動すれば完成です。
    @echo off
    :遅延起動バッチファイル
    
    echo 遅延起動を開始します。
    
    :10秒待つ
    timeout 10
    
    :プログラム実行(カレントディレクトリ指定なし)
    start "" "C:\windows\system32\notepad.exe"
    
    :プログラム実行(カレントディレクトリ指定あり)
    :start "" /D "D:\Work" "C:\windows\system32\notepad.exe"
    
  2. スタートアップに登録

    作成したバッチファイルのショートカットをスタートアップに作成します。ショートカットではなく、バッチファイルを直接置くとコマンドプロンプト(黒い画面)が表示されてしまいます。
  3. コマンドプロンプト(黒い画面)が表示されないようにする

    このままではコマンドプロンプトが表示されてしまうので、スタートアップ内に置いた「バッチファイルのショートカット」の「プロパティ」を開き、 「ショートカット」タブ内の「実行時の大きさ」を「最小化」に変更します。 ショートカットのプロパティ

サンプルファイルのダウンロード

検証環境

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